Factorio サイエンス比率ガイド: サイエンスパック、SPM 目標、ボトルネック
Factorio のサイエンス比率は、研究目標を組立機、精錬、石油、回路、ベルト、電力へ落とし込むための考え方です。どの研究パックを維持したいかは分かっているが、より整理された計画が必要なときに使ってください。
最終更新: 2026年5月23日。Factorio 2.0 と Space Age 向け。
クイック回答: Factorio のサイエンス比率とは?
サイエンス比率とは、一定の研究速度を維持するために必要な機械数と資源供給の関係です。実際の計画では、まず science per minute を決めてから、素材、機械、物流へ逆算していくのが分かりやすい方法です。
- 本当に知りたいのが 60、100、250、1000 SPM をどう維持するかなら、サイエンス比率を見るべきです。
- クラシック比率は出発点にすぎず、モジュール、組立機の段階、Space Age の物流で必要数は変わります。
- 研究ラインは、石油、回路、精錬、ベルト搬送が追いつかないと、見えているサイエンス組立機だけでは回りません。
- モジュール、ビーコン、混在する機械段階、惑星間輸送が入るならライブ計算機を使う方が安全です。
サイエンス計画は工場全体の計画
研究目標は単純に見えても、SPM が増えるたびに上流の需要は大きく膨らみます。石油チェーン不足、赤回路不足、飽和したベルトのどれか一つで、研究供給全体が止まります。
暗記した比率ではなく、まず研究目標を決める
本当に答えるべきなのは「比率はいくつか」だけではなく、「どれだけの研究速度を維持したいか」です。SPM は工場規模を決めるうえで最も扱いやすい基準です。
| 目標 | よくある用途 | 計画上の意味 |
|---|---|---|
| 60 SPM | メイン拠点の快適な進行 | ベルト主体の整った構成で組みやすく、デバッグもしやすい。 |
| 100-250 SPM | 中盤から終盤への計画的な拡張 | 石油、回路、鉄道補給、電力が目立った制約になる。 |
| 500-1000 SPM | 大規模最適化ベース | ビーコン、列車処理、UPS、物流設計が暗記比率より重要になる。 |
| 惑星別 SPM | Space Age の拡張計画 | 現地生産と惑星間輸送が実際のボトルネックになりやすい。 |
クラシックなサイエンスパック比率の早見表
Space Age 前のクラシックな研究パック構成では、よく使われる同期比率があります。これは便利な早見表ですが、機械条件が同じときだけそのまま使えます。
| サイエンスパック | 相対比率 | 先に詰まりやすい場所 |
|---|---|---|
| Automation science | 5 | ギアと銅で済むため、比較的簡単。 |
| Logistic science | 6 | インサータとベルトで序盤の鉄圧力が上がりやすい。 |
| Military science | 5 | グレネード、壁、徹甲弾がリズムを崩しやすい。 |
| Chemical science | 12 | 石油処理、硫黄、プラスチックが進行を止めやすい。 |
| Production science | 7 | レール、炉、生産性モジュールで需要が大きく膨らむ。 |
| Utility science | 7 | 青回路、LDS、フライングロボットフレームが複数系統を同時に圧迫する。 |
SPM 計画のおすすめ手順
SPM 目標を 1 つ決める
60、120、250 など、明確な science per minute 目標を先に決めます。
研究を上流システムへ分解する
精錬、回路、石油、LDS、ロボットフレーム、モジュールを分けて、本当の圧力点を見える化します。
機械数と製作速度を確認する
組立機の段階やモジュール構成で出力は大きく変わるため、固定表だけではずれます。
ベルト、パイプ、列車を確認する
研究ラインは、レシピ計算が正しくても輸送が追いつかなければ止まります。
モジュールや Space Age 要素を入れたら再計算する
生産性、ビーコン、品質、惑星間輸送は実効的な研究計画を変えます。
研究ベースが止まりやすい場所
石油不足
Chemical science、青回路、後半パックは、精製やクラッキング、石油ガス供給が小さいとすぐ詰まります。
回路不足
赤回路と青回路は、複数の研究パックとインフラで共有されるため不足しやすいです。
輸送の飽和
比率が正しくても、ベルト、列車、インサータ、ボットが流量を支えられないと止まります。
電力の遅れ
研究拡張は見た目上正しくても、モジュール、ロボポート、精錬で送電網が茶色化しがちです。
Space Age の研究比率は固定表だけでは足りない
Space Age では、各研究パックを何台の組立機で作るかだけでは計画できません。惑星ごとのレシピ、物流周期、品質判断、プラットフォーム供給が、実際の比率を変えます。
| Space Age の要素 | 研究計算が変わる理由 | よりよい計画習慣 |
|---|---|---|
| 惑星別レシピ | 研究チェーンごとに生産環境が変わる場合がある。 | まず現地の生産チェーンを解き、その後で輸送を足す。 |
| 貨物ロケットとプラットフォーム | レシピ出力より配送周期の方が先に上限になることがある。 | 研究パック需要を輸送頻度へ変換する。 |
| 品質モジュール | 確率的な出力になるため、必要機械数がずれる。 | 品質目標は基礎研究ラインと分けて考える。 |
| 電力差 | 不安定な電力は研究チェーン全体を鈍らせる。 | ラボを増やす前に現地電力を確認する。 |
正確な研究用の機械数が欲しいですか?
ライブ計算機を使えば、SPM 目標を組立機、素材、ベルト、モジュール、電力要件へ落とし込めます。このページは、その結果の弱点を見抜くための補助として使ってください。
Factorio サイエンス比率 FAQ
クラシックな Factorio の研究比率は?
よく使われる基準は、automation、logistic、military、chemical、production、utility science に対する 5:6:5:12:7:7 です。ただし、これは万能な完成図ではなく、あくまで早見表です。
研究計画は比率と SPM のどちらで考えるべき?
まず SPM で考える方が実務的です。比率は関係性を理解するために役立ちますが、機械数、輸送、電力を決めるには science per minute の方が明確です。
比率が合っているのに研究ラインが止まるのはなぜ?
石油不足、赤回路や青回路の不足、ベルト飽和、列車遅延、電力不足、未再計算のモジュール変更が典型的な原因です。
モジュールは研究比率を変える?
変わります。生産性モジュール、速度モジュール、ビーコン効果によって、実効出力と素材需要が変化するため、機械数は再計算が必要です。
Space Age は研究比率の考え方を変える?
変えます。惑星、物流周期、品質システム、新しい依存関係が加わるため、固定表は出発点にしかなりません。
参照ソースと追加読書
研究パックのデータ、レシピ関係、計算機の挙動を確認するための参考資料です。